「地球バス紀行【カイロ発 母なるナイルを走る】」が本日オンエアー!
告知が遅くなってしまいましたが、
弊社が撮影コーディネート及びリサーチを担当したBS-TBS「地球バス紀行」【カイロ発 母なるナイルを走る】が本日オンエアーされました!
撮影は昨年の6月でした。
「エジプトはナイルの賜物」とはヘロドトスの言葉ですが、エジプトにいると、まさにその言葉を実感します。
【番組公式サイトより】
今回は、エジプトの首都カイロから、ナイル川をひたすら南に走るバス旅です。
活気あふれる首都カイロでは、ノリのいい少年たちの案内で、まずナイル川へ。川沿いで「世界最古のピラミッド」の話を聞き、さっそく短距離バスでサッカーラという街へ向かいます。このバスが、ハートのクッションや金のモールで飾られていて、なんだかかわいい…聞くと、運転手さんが趣味で飾りつけをしていて、エジプトではそれが当たり前なんだって。これぞ、バス愛!
サッカーラでは、農家の仲良し一家と、お昼をご一緒させてもらいました。サッカーラ・ピラミッドはなんと階段状。ピラミッドも最初はこんな形だったんですね。ここまで来たら、有名なギザのピラミッドも見ておきたい!カイロの隣にあるギザに戻ります。ピラミッドは見上げると、巨大な壁のよう。石に触ると、悠久の時がじわぁ~と伝わってきました。
いよいよ長距離バスに乗って訪れたのは、ナイル川沿いの街ミニヤです。気温45度、あまりの暑さに、町で噂のアイスクリーム屋に飛び込むと、近くにおもしろい墓地があるとのこと。行ってみると、普通の住宅街のようなところに着きました。ところが、その家に見えたのが実は大きなお墓!高台に上ると、辺り一面全て、丸い屋根のお墓で埋めつくされていたのです。何千年も変わらないという景色を前に、人の命の繋がりを感じました。
次に、アスユートという町を目指していると、車内のおじさんからナイル川に面した“絶景の町アスワン”に行くことを薦められます。でも、アスワンに行くならそろそろ乗り換えだよ、と言われて降りたところが、何にもないただの道路!慌てて他のバスを探すも、アスワン行きがありません。なんとか3台目で、手前のエナという町まで乗せて行ってもらえることになりました。
エナからアスワンまで6時間。アスワンのナイルの水は、青くてとてもきれいです。川沿いで出会ったおじさんに“ファルーカ”という帆船に乗せてもらって、ナイル川を堪能。たまたま村で開かれた結婚式にも、飛び入り参加させてもらいました。
豊穣のナイルとともにあるエジプトの暮らしは、心まで豊か!とにかく親切で、どこか自由気ままなエジプトの人たちとの、笑顔でいっぱいのバス旅をご紹介します。