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エチオピア南部の部族(1)ハマル族 from アルバミンチ

エチオピア南部には、さまざまな部族が暮らしています。

ムルシ族、スルマ族、コエグ族、ボディ族、ニャンガトム族、トゥルカナ族、ハマル族、バンナ族、カロ族、ドルゼ族、ディジ族、ダサネッチ族、コンソ族、アルボレ族、などなど。

今日は、その中のひとつ、ハマル族をご紹介しますね。

ハマル族は、主に、エチオピアの南部にあるオモ川の東側で暮らしています。
「ハマル族」といえば「ウシ」というほど、彼らにとってウシはとても大切なものです。
男子の成人儀礼「ウシ飛び」は、数十頭並べられた牛の背を渡りきることが出来れば一人前の男性として認められるという儀式です。

女性たちは、赤土と山羊のバターなどから作った褐色の液体を身体と髪に塗り込み、ビーズや貝殻でで作ったアクセサリーを身につけ、動物の皮で作った衣装をまとっています。
その姿は美しき戦士のようです。
枯れ川の底を掘って水を汲んだり、薪を拾ったりする仕事は、ここでは女性の仕事なのです。

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