エチオピア南部の部族(2)ドルゼ族 from アルバミンチ
エチオピアのアルバミンチから、今日は、ドルゼ族をご紹介します。
ドルゼ族の集落ヘ向かう道中、木を担いで峠を徒歩で上り下りする女性をたくさん見かけました。
エチオピアでは、どの部族も、女性たちが大活躍しています!
「ドルゼ」とはもともと「織り人」の意味だそうです。
現在もドルゼ族にとって手織り物は主要な産業です。
糸を紡ぐのも女性の仕事。
綿花から糸を紡ぐ作業を見せてもらいました。
主食の「コチョ」を作る工程を見せてもらいました。
エンテーセの葉の茎部分から作るのですが、作り方は次の通りです。
1.エンセーテの茎の中にあるものを、棒で削ります。
2.とれたものは、繊維質でドロドロ。
こんな感じです。
3.それをエンセーテの皮に包んで、2~3ヶ月寝かせて発酵させます。
4.発酵が終わった生地は、適量づつ切り取りとって、水を加えながら捏ねて、薄く延ばします。
5.それをエンテーセの葉に包みじっくり両面を焼けば、できあがり。
モチモチした食感のコチョは、蜂蜜と辛いソースでいただきます。
次回に続きます。