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モロッコの世界遺産フェズ(2)

フェズの旧市街の魅力は、
なんといっても、
町全体が巨大な迷路のような複雑な構造をしていること。

細い路地を歩いていると、

地図をもっていても、

道が少しづつカーブしていたり、
分かれ道が複雑になっていたり、
行き止まりがあったり、
上ったり下ったりして、

気がつくと、
自分がどこにいるのか分からなくなっています。

でも、おかげで、目的地ではなかった思いがけない場所との出会いもあります。


フェズ旧市街のの門の前で踊る小学生たち

フェズの中で人々を惹きつける場所の一つは
「スーク・ダッバーギーン」と呼ばれる中世から続く皮なめしの職人地区です。
ニオイはいささか強烈です。

皮なめしだけではなく、フェズは、たくさんの伝統工芸で有名です。
染色や金属工芸などなど。

1981年の世界遺産登録以後、
フェズ旧市街では、
再整備が進められており、
古い邸宅を改装したリヤド(ホテル)もたくさんできています。

一方、
フェズの新市街は、
街路樹や中央分離帯のある大通りで、
旧市街とは真逆。

アメリカの某有名ハンバーガーショップの看板も見えますね。

このフェズで撮影コーディネートを担当させていただいた番組が
今月31日に
放送予定です。

*世界遺産フェズに関する放送予定のお知らせ
2015年5月31日(日) 午後6時~30分
TBS 『世界遺産』
フェス旧市街(モロッコ)

ぜひご覧ください。

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