イランのアブヤーネ村
先週、BS-TBSの番組 「世界の窓」で、イランのアブヤーネが取り上げられました。
撮影は4月でした。
イランには長く豊かな歴史があり、日本の約4.4倍の広さをもつ国土には魅力的な町や村がたくさんあります。
アブヤーネもそのひとつです。
アブヤーネは、エスファハーン州にある人口250人ほどの小さな村。
標高は2500メートル。
イランの最も古い村のひとつで、言語や伝統的な民族衣装など独自の風俗・習慣が現在に至るまで保持されていることで、注目を集めています。
そのため、観光客も国内外からたくさん訪れます。
建築的には、赤茶色の外壁を持つ住居群が斜面に階段状に積み重なっており、美しい格子窓と木製扉がそれにアクセントをつけています。
また、アブヤーネといえば、白地に花柄の女性の衣装が特徴的です。
アブヤーネの村には山からの水が村じゅうに流れるよう、水路がひかれています。
村の日常の風景です↓。
では、これは何でしょう?
見たことあると思ったら、日本の炬燵と同じですね。
中は電気式ではなく、炭が置かれています。
これも、一昔前の日本と同じです。
◇BS-TBS「世界の窓」公式WEBサイトより
#474イラン アブヤーネ 「赤土の村」
イランの小さな村アブヤーネ。周辺の赤土で造られた家々は赤く、村も赤く染まっているかのよう。村の女性たちがまとうスカーフは、白地に花柄模様。イランでもこの村だけの伝統となっている。450年前に建てられたという村の一軒を訪ねた。夏の部屋として増築された二階の窓は、床まである大きな窓。開け放つと風が通り、まるで外にいるかのように感じ、涼しく過ごすことができるのだ。