ジョージアのワインとチーズパン
前回ご紹介したアゼルバイジャンのお隣には「ジョージア」という国があります。
聞き慣れない国名ですね。
昨年春まで「グルジア」と呼ばれていました。
※日本国政府は、平成27年4月22日以降、国名呼称を「グルジア」から「ジョージア」へと変更。
グルジアと聞いて思い浮かぶのが「ニコ・ピロスマニ」です。
グルジア(ジョージア)を代表する画家で、彼の半生は、1969年に映画にもなりました。
その映画「放浪の画家ピロスマニ」は、昨年、日本で、37年ぶりに再上映されたようです。
ジョージアは『ワイン発祥の地』として有名です。
発掘された古代のワイン容器やワイン樽などから、約8000年前の石器時代には、この地でワインが製造されていたと考えられています。
現在も、ジョージアでは、アンフォラという陶器の大きな壺を地下に埋めて自然発酵させるという伝統的なやり方でワインを作っています。
その「クヴェヴリ」という製造法は、2013年ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
大きなワイナリー製造のワインだけではなく、自家製ワインも一般的で、街なかでもぶどうの木を見かけます。
また、ジョージアの温暖な気候は他のフルーツ栽培にも適しているようです。
おいしいワインの飲めるすてきなワインバーもたくさんあります。
ご一緒に新鮮なマッシュルームにチーズ地元のチーズを乗せ焼いたシンプルな一品はいかがでしょうか。
ジョージアは豊かな食文化を持つ国。
他にも食指の動く食べ物がいろいろあります。
そのひとつが、これ。
ジョージア風チーズパン「ハチャプリ」。出来上がりホカホカです。
職人さんは、昔ながらのパン釜で、汗だくになってパンを焼いていました。
お疲れ様です。
それにしても、写真を見ながら、思い出して、また食べたくなってきました。