アブダビの「シェイク・ザイード・グランド・モスク」
その豪華さゆえ、アブダビを訪れる人必見といわれtている建築があります。
2007年に完成した「シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン・モスク」です。
82個のドームと4つのミナレットを持つ真っ白な外観、
1000本以上の柱と大理石の床、ペルシャ絨毯、シャンデリア、
また、さまざまな箇所に使用されている金と宝石、クリスタル、セラミックなどなど……、
尽くされた贅には目を見張らされます。
一度に礼拝できる人数は4万人(内部1万人、敷地内3万人)です。
その巨大さもさることながら、世界各国から材料が集められ、優秀な職人が参加したことも注目されました。
アラブ首長国連邦、モロッコ、パキスタン、トルコ、マレーシア、イランなどのイスラーム圏の国々だけはなく、ギリシャ、イタリア、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、さらには、インド、中国などから、38社以上の企業、数千人の労働者が、建設と材料供給に参加しました。
シェイク・ザイード・グランド・モスクが、まさに世界をつないだわけです。
このモスクは、ムスリム(イスラム教徒)以外にも公開されていますが、モスクの入る前の服装チェックは結構厳しいので、お気をつけて。
1日に何回か無料のガイドツアーも行われています。
真ん中に写っている方がガイドさんです。