ジョージアの首都「トビリシ」
ジョージアの首都はどこでしょうか?
そう、「トビリシ」です。
そもそも「ジョージア」なんて国あったっけ?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
以前にもご紹介しましたが、「ジョージア」はコーカサス三国の一つで、つい最近まで「グルジア」と呼ばれていました。
日本国政府は、平成27年4月22日以降、国名呼称を「グルジア」から「ジョージア」へと変更しました。
「トビリシ」は、とても魅力的な街です。
トビリシの歴史は古く、紀元前4000年にはすでに人が暮らしていたそうです。
地理的に「文化の交差点」にあったトビリシは、さまざまな民族に支配されてきました。
その歴史が、今日のトビリシの町の姿の多様性に映し出されています。
トビリシは、ムトゥクヴァリ川沿いに位置しており、三方を山に囲まれています。
街の中心にある歴史保存地区には、17~19世紀のさまざまなデザインの建物や街並みが残っており、街全体がさながらオープンミュージアムのようでもあります。
イスラーム文化の影響を受けたジョージア伝統様式、ビザンチン、ネオクラシック、アールヌーボー、ソビエト構成主義。
特に、大きくはり出した繊細なバルコニーが目をひきます。
「トビリシ」という呼称は、「温かい」という意味のジョージア語「トビリ」に由来すると言われています。
ナリカラ要塞の麓にある最古の地区には、イスラーム風デザインのハマム(共同風呂)がありますが、他に温泉施設がいくつもあり、気軽に温泉を楽しめるようになっています。
ナリカラ要塞のある丘の上からは旧市街が見渡せ、景色は抜群です。
ジョージアはキリスト教(グルジア聖教)の国です。
街の中には大小、新旧たくさんの教会があります。
ムトゥクヴァリ川のほとりの丘の上にあるメヒテ教会もそのひとつです。
もともとは5世紀の建造ですが、監獄や劇場として使用されたこともありました。
再び教会として使用されるようになったのは、独立後の1991年でした。
最後に、トビリシの街中には、ちょっとお洒落なプチホテルが沢山ありますので、その写真をひとつだけご紹介します。