ドバイワールドカップ2017
以前、このブログで、ドバイワールドカップの開かれるメイダン競馬場のことをご紹介しました。
今年も、3月25日、メイダン競馬場でドバイワールドカップが開催されました。
ヨーロッパの競馬場でよくみられるように、メデイア関係者も華やかなハットをまとっています。
現地ドバイの女性の正装は、やはりこれ、アバーヤですね。
一方、ドバイの男性の正装は、ガドゥラにカンドゥーラです。
ガドゥラとは男性が頭につけている布のことで、イカールという黒い輪で留めるのが一般的です。
また、カンドゥーラのほうは、中東湾岸諸国の男性が身に着けるワンピース状の民族衣装のこと。
このカンドゥーラの生地「トゥーブ」は日本製が人気で、最近では50%以上のシェアに達しているんだそうです。
日本の優秀な技術がこんなところでも役立っているんですね。
もちろん王族の衣装もカンドゥーラです。
手前の黄色いカンドゥーラの男性が、現ドバイ首長のムハンマド・ビン・ラシド・アル=マクトゥーム。
日本の競馬ファンの間では王子であった時代から「シェイク・モハメド」として名の知られた方でした。
隣の白いカンドゥーラの男性が首長のご子息、ハムダーン皇太子です。
イケメン独身のハムダーン皇太子はドバイ女性の憧れの的。
ドバイだけでなく、世界的にも広く注目を集めており、ツイッターのフォロワー数は260万人超、インスタグラムのフォロワーはその倍以上の数となっています。
母親違いの幼い弟さんと戯れるハムダーン皇太子の姿を見ると、さらに好感度アップですね。
この女性達も、皇太子が通り過ぎるのをうっとりと見ていました。
ドバイワールドカップのレース賞金は、賞金総額1000万ドル(現在のレートで約11億円)、1着賞金600万ドル(約6億6000万円)で、昨年まで世界最高額でした。
※今年の1月、アメリカで第1回ペガサスワールドカップが開催され、賞金額がドバイワールドカップを上回りました。
いよいよレースが始まります。
皆固唾を飲んでレースを見守ります。
結果はアメリカの牡馬アロゲートの勝利となりました。
アロゲートは、先ほど書いた第1回ペガサスワールドカップも制した馬なんです。
その強さに感動ですね。
表彰式ではハムダーン皇太子が直々にトロフィーを渡します。
そして、盛大な花火とともに、夢のような一日が幕を閉じました。
今から来年のレースが待ち遠しく、楽しみです。