ジッダの街のオブジェと世界一
ジッダの街の中には、様々なオブジェがちりばめられています。
1980年前後、ジッダでは、街中に公共芸術を配置する計画が進められたそうです。
その結果、現在、ヘンリー・ムーアなどの世界的な彫刻家から無名の作家の作品まで、様々なデザインや素材のオブジェが、市内のいたるところで見られます。
例えば、これはコルニーシュにある有名な車のモチーフのオブジェです。
若者のクルマの事故が多いことの戒めでしょうか?
空軍戦闘機までオブジェになっています。空まで突き抜けていきそうです。
これは、工業発展の象徴でしょうか?
これは、高さ171メートルの「ジッダ・フラッグ・ポール」。
2014年に建設された時、タジキスタンの165mのドゥシャンベ・フラッグ・ポールを抜いて、世界で一番高い旗竿となりました。
ギネスブックにも登録されています。
ちなみに、サウジアラビア国旗は、緑の地色に、白色で「アッラーの他に神はなく、ムハンマドは神の使徒である」 というコーランの一節が書かれています。
また、その章句の下には、聖地マッカの守護を意味する剣が描かれています。
キングアブドラ広場には、世界最大の高さを誇るキングファハド噴水があります。
ジッダの象徴であり、サウジアラビア人のデートスポットとなっています。
UAEのドバイにある世界一の高さのビル「ブルジュ・ハリーファ」を抜こうとしているのが、このジッダに現在建設中の「ジッダ・タワー」です。
完成時の高さは1,000mを超える計画となっています。
UAEのドバイにも世界一が目白押しですが、ジッダも負けてはいませんね。
アラブは、世界一が大好きなようです。