アルアインの岩山「ジュベル・ハフィート」
FIFAワールドカップ、ロシア大会が盛り上がっています。
今日は、日本のグループリーグ第3戦、ポーランドとの試合が行われますね。
ベスト16に勝ち上がれることを信じて応援しましょう。
今日の会場は、3日前にエジプトとサウジアラビアが対戦したのをと同じスタジアム「ボルゴグラード・アレナ」です。
暑さに慣れているはずのエジプトとサウジアラビアの選手たちもかなりきつそうでした。
今回、エジプトは28年ぶりにワールドカップ本大会に出場することができました。
イギリスのプレミアリーグで今シーズン得点王に輝いたムハンマド・サラーの存在が大きいことは言うまでもありません。
また、今大会には、エジプト以外に、アラブ諸国から、チュニジア、モロッコ、サウジアラビアのチームが出場しています。
でも、グループリーグを突破するというのは決して簡単なことではないですね。
本大会からさかのぼること1年と3カ月、日本代表がワールドカップアジア最終予選でUAEと戦った時の会場は、UAEのアブダビ首長国、アルアインのスタジアムでした。
「アルアイン」とは、アラビア語で「泉」という意味です。
ドバイやアブダビのような海に面した大都市とは違って、内陸のオアシスにあり、どこかのどかで落ち着く町です。
ここからがやっと本題です。
アルアインの街中からさらに南に約35キロメートル行ったオマーン国境付近に、「ジュベル・ハフィート(ハフィート山)」という岩山があります。
ここでは、紀元前4000年頃の遺跡も見つかっています。
岩肌むきだしの樹木のない岩山なので、緑豊かな日本の山を見慣れている目には新鮮で、ドラマチックに感じます。
山頂まで整備された道路があり、車で安全に上れます。
途中何か所か駐車場が設けられています。
この道路は、自転車競技のプロロードレース「UCIワールドツアー2018 アブダビツアー」の最終第5ステージのコースにもなっており、ゴールはその山頂でした。
頂上には、広い駐車場と売店があります。
こんなところにまで猫がいました。
競争相手が少なくて、食事に困ることはなさそうでした。
また、頂上付近には、立地が魅力的すぎる(笑)ホテルもあります。
アルアインを訪れる機会があれば、是非「ジュベル・ハフィート」に足をのばしてみてくださいね。