地球の内部が見れるオマーンのバティーナ山脈へ
オマーンの首都マスカットのマトラ地区沖に停泊しているのは、スルタン・カブース国王のクルーズ船です。
オマーンは16世紀の大航海時代のインド洋の水先案内で活躍しました。
今も昔も、オマーンと海は切っても切れない関係です。
マトラ地区から北東に向かいます。
マスカットからUAEのフジャイラ首長国方面に車を走らせること1時間半。
そこで、地質を調査している人達を訪ねました。
朝焼けに美しいオマーンのバティーナ山脈。
岩肌がむき出しです。
8000年前に地殻とマントルがそのまま乗り上げ、
地球の内部を見ることができる世界でも珍しい場所です。
近づいてみました。
湧いた地下水がワジを流れ、そのほとりにはナツメヤシの木が。
石油で豊かになったオマーンですが、山奥には、石を積み上げてモルタルで外塗りをした昔ながらの伝統家屋が残っています。
オマーン人の運転手たちです。
朝はかなり冷えますが、民族衣装だけで寒くないのでしょうか。
日が暮れて夕食の時間です。
炭火のお肉、体が温まるタジンも最高でした。