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BS-TBS『世界の窓』の次回放送とディレクターの映像作品のお知らせ

BS-TBS『世界の窓』前回5月13日の放送は、弊社が撮影コーディネート及びリサーチを担当した『#622エチオピア/タナ湖「湖上の修道院」』でした。

次回6月7日の放送にも、エチオピア北部の窓が登場します。

◇2019年6月7日(金)よる10:54~11:00 
BS-TBS 『世界の窓』
#623エチオピア/ゴンダール「ゴンダールの皇帝」


ぜひご覧ください!

【公式WEBサイトより】
◇今週の放送予定
#623エチオピア/ゴンダール「ゴンダールの皇帝」
エチオピアの古都ゴンダールは、17世紀に皇帝ファシラダスが都と定めた。町には彼の居城でもあった宮殿が今も残る。1632年に建てられた宮殿は、インドや西洋の様式が入り混じった独自のゴンダール様式。最上階には皇帝の寝室があった。窓は伝統のアーチ窓。そこから街と民の営みを眺めていたと言いう。そして自ら命じて周辺に建てた教会への祈りも、窓から捧げた。


◇先週の放送内容
#622エチオピア/タナ湖「湖上の修道院」
エチオピア最大の湖、タナ湖。そこに浮かぶデック島の「ナルガ三位一体修道院」は、1732年に建てられた。世界を表すという円筒形の外観には3連の窓が並ぶ。中に入ると、およそ300年前に描かれた宗教画を見ることができる。そこには4つの窓があった。窓にはキリストの受難、大天使、そして聖母マリアなどが描かれている。4は福音書の数、外壁の3連の窓は三位一体。そこは形や数字が象徴的な意味を持つ修道院だった

なお、「世界の窓」を担当されているディレクターの映像作品を、ネット上でも見ることができます。

アゼルバイジャンが舞台の美しい2本の映像作品を音楽とともに是非お楽しみください!!


●【CREATORS WORKS】光照らす窓辺の祈り / 前田穣司 [Supported by YKK AP]
https://youtu.be/ypszy8r_N80

●【CREATORS WORKS】窓、光、時の移ろい / 前田穣司 [Supported by YKK AP]
https://youtu.be/9ZUFTfFPZ2E

これらは、窓を考える会社 YKK APの「CREATORS WORKS」というプロジェクトにおいて、窓をテーマに、クリエイターの世界観をショートフィルムにしたものです。

■YKK APが若手クリエイターを応援するフィルムプロジェクト

窓を考える会社 YKK APと次世代を担う若手クリエイターが創る「CREATORS WORKS」

前田 穣司D
https://www.ykkap.co.jp/life/creatorsworks/maeda_joji.html

・窓、光、時の移ろい
アゼルバイジャンの首都バクーは旧市街もあれば,近代的な建築が林立する町。様々な窓で時間の流れを表現してみようと思いました。
色んな窓を町の中で見つけるのが楽しく、ずっと上を見て歩いていました。映像の中に一瞬だけ出てくる「MADO」は、アゼルバイジャンにあるカフェの店名です。
窓は場所や時代で様々な表情があります。どこに行ってもふと立ち止まって窓を見てみると、面白いものが見えてくるかもしれません。

・光照らす窓辺の祈り
いつの時代も、どんな場所でも家を守る母にはいつもの日常が一番の幸せ。何も起きないという素朴な幸せを、伝統の窓を通してさながら見守る目線で描いてみました。
撮影日は、あいにくの雨模様で傘が必要に。たまたま色が赤だったことが、赤いリボンとリンクして、モノクロになりがちな映像にアクセントをつけてくれました。
情報過多の現代、世界でいろんなことが起きていることを知ることができます。でも世界の片隅にある小さな村では、誰もが懐かしく思えるような光景がいまだにあるのです。

・窓と水の反映~虹の国の風にゆられて~
この映像は南アフリカで撮影したものです。自然もあれば近代的な町もある、表情が豊かな国なので、それを窓と水に映して対比するような感じにしました。
いつもは映像に合わせて曲を当てるのですが、この作品はドビュッシーの「水の反映」を一流ピアニストに演奏してもらい、それに映像をはめてみました。どのタイミングで編集点を入れるとか、早送りするとか、結構悩みました。
映像だけ見てもよくわからないでしょうから、曲をじっくり味わいながら見てほしいです。できるならスピーカーを使って、一流ピアニストの演奏をかみしめてください。なんか不思議な感覚になります。

次は、どんな窓の世界が見られるのか、とても楽しみです!!

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