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本日サウジアラビアのリヤドでBTSがスタジアムライブコンサート!

本日10月11日午後7時半(日本時間の12日午前1時半)、サウジアラビの首都リヤドのキング・キング・ファハド国際スタジアムにおいて、韓国の世界的人気アーティストで日本でも人気の高い『防弾少年団(BTS)』のライブコンサートを開かれます。
その映像は日本にも生中継されます。

BTSは、サウジアラビアにおいて、最もストリーミング回数の多いKポップアーティストで、特に10代の若者の人気が高いようです。

このコンサートは、サウジアラビアのスタジアムでアラブ圏以外の歌手が行う初の試み。

ライブスタジアムのあるリヤドの街も大歓迎ムード。
BTSのために街を紫色に変わっています。

ちなみに、紫色はBTSを象徴する色だとのこと。
BTSに詳しい友人から聞いた話では、メンバーの「ヴィ(V)」(愛称はテテ)が「i purple u」と言ってから、ファンの間で紫色が特別な色になったんだとか。
ネット上でも、BTSに関する書き込みには紫色のハートが並び、「I purple u」のいわれについてもいろいろ書かれています。

しかし、しかし、
あのサウジアラビアで?
あの韓国のBTSが?
スタジアムでライブ?

考えれば、これは、かなり衝撃的なニュースです。

サウジアラビアは、先月末、日本や韓国を含む49か国に対して観光ビザの発給を開始すると発表しました。
2016年にムハンマド・ビン・サルマーン皇太子が打ち出したサウジアラビアの脱石油時代を準備するための改革案「ビジョン2030」。
その中の観光産業の成長戦略の一つがエンターテインメント事業でした。
今回のBTSのライブコンサートは、そうした改革の流れの中において、大きな歴史的一歩だと言えそうですね。

今日のコンサートには、アバーヤとヒジャーブに身を包んだ女性もたくさん来ているそうです。

今後、サウジアラビアが、日本人にとっても、より身近な国になっていけばと、ちょっと楽しみです。

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