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1枚の写真:ウガンダの首都カンパラ(2021年1月)

2021年1月初旬、ウガンダの首都カンパラで撮影した1枚の写真です。

日本に暮らす人なら、「えっ? 密でしょ」とびっくりしてしまう場面ですね。
車窓から移り変わる景色を眺めながら、カンパラで繰り広げられる日常を別世界のように感じて、コロナなんて本当にあったんだっけ?と錯覚しそうになりました。

でもよく見ると、今までアフリカでは見たことがなかったマスクをしている人があちこちにいて、これが「コロナ禍のカンパラ」なんだと改めて気づかされます。
行き交う車の間を縫って歩く物売りの中には、カラフルなマスクを売り歩く人の姿も多くありました。

ウガンダの新規感染者数は昨年12月中旬がピーク。
この写真の頃はピーク時に比べて半分くらいに減少していて、その後は更に減っています。
カンパラは年間通じて、最高気温27度前後、最低気温17度前後と、安定した暖かい気候であることも、何か関係があるのかもしれません。

この1年、世界中どこも自国のことに精いっぱいで、コロナ以外の海外からのニュースが届きにくくなっていたように感じています。
たった1枚の写真ですが、アフリカの一つの国の“今”を、ほんの少しお届けできたら嬉しいです。

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