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バルカン地方の美しい田舎町の伝統的住宅と刺繍

オスマン帝国の侵出によって、長い間複雑な民族対立やキリスト教とイスラーム教の対立など複雑な歴史的環境に置かれたバルカン半島。

モンテネグロの首都ポトゴリッツァから車で5時間ほど、国の北東部にプラヴという町があります。
モンテネグロ最大の氷河湖であるプラヴ湖畔にあり、プロクレティエの山々に囲まれています。

この町には15世紀に建てられた‘クラ‘と呼ばれる石造りの家が残っています。
‘クラ‘については、以前このブログでもご紹介していますので、一度のぞいてみてください。
先祖が使っていた昔の生活用品がそのまま残されており、すぐにも使えそうなほど綺麗に手入れがされていることに驚かされます。

◇モンテネグロのプラヴにある伝統的家屋「クラ」

東ヨーロッパの住宅では、いい意味で素朴でかわいらしい暮らしにふれることがよくあります。
プラヴの伝統的住宅で出会ったファブリックもその一つです。
モンテネグロに限らず、東欧刺繍は有名ですね。

この住宅でも、刺繍の施された白い布が様々な場所で使われていました。

ベッドカバーやまくらカバー、カーテン、タペストリーなど、それぞれ刺繍のデザインが違っています。

外国の住宅を訪ねた時、こういうアイテムを見つけるのも楽しみの一つとなっています。

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