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「紅海」の青

エジプトのシナイ半島はアフリカ大陸とアラビア半島に挟まれ、その先に南北に細長く伸びた美しい「紅海」があります。

紅海の名前の由来は諸説あります。
周囲の赤茶けた沙漠の砂や山が水面に映って赤く見えるからとか、
海中の藍藻類によって海面が赤くなるからとか。

でも、実際の紅海は「真っ青」です。
群青色の深い青。
真っ白な砂浜と透き通るようなコバルトブルーが美しい「ザ・リゾート」な場所もありますが、乾いた砂漠の茶色い砂の前に吸い込まれそうな真っ青な海が延々と続きます。

毎年今の時期になるとこんな生き物に出会えることもあります。

主に熱帯や亜熱帯、温帯の海が生息域のジンベエザメです。
5月~7月くらいになると、紅海の海岸近くにも遊びに来て、ダイバーや地元の漁師を驚かせています。

水中から水面を見上げた時に見える青もこんな風に真っ青なんです。

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