アラブの古き良き情緒が溢れるオマーンの田舎町、ニズワの風景です。
遥か昔から栽培されてきたナツメヤシ。
夏のこの時期に沢山の実が熟し、6月~8月くらいに収穫の時期を迎えます。
樹木は建材に使われ、葉は屋根葺きや繊維に、果実は重要な食べ物に、樹液は糖分や酒にして使われてきました。
この時期になるとナツメヤシ畑のすぐそばで、収穫されたばかりのナツメヤシを食しながら、アラビックコーヒーを片手に談笑するオマーン人達があちこちに見られます。
自然の美しさの中にある、自由気ままでのんびりとしたオマーンの人の生活です。