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マラケシュ(1)リヤド

モロッコ中央部に位置する「マラケシュ」は、11 世紀半ばから政治、経済、文化の中心地として栄えてきました。
海と砂漠をつなぐ交易の重要な位置にあり、各地からさまざまな人や物が集まってきます。
「マラケシュ」とはベルベル語で「神の国」の意。
モロッコという国名はこの都市に由来しているそうです。

都市別の人口で言えば、現在第5位ですが、モロッコで最もエネルギッシュでエキサイティングな町だと言ってもいいかもしれません。

マラケシュは、「バラ色の街」「赤の街」として知られています。

ちなみに、モロッコ最大の街「カサブランカ」は「白の街」、
観光客を魅了している幻想的な街「シャウエン(シャフシャウエン)」は「青の街」と言われます。
※この二つの街については弊社のブログでも紹介しておりますので、興味のある方はお読みください。
・カサブランカの街


・モロッコの幻想的な青い町「シャフシャウエン」

モロッコの玄関「カサブランカ」から鉄道で3時間。
マラケシュ駅に到着しました。

宿はメディナ(旧市街)の中リヤドにとってあります。
駅から宿にタクシーで向かったのですが、、、

狭い街路が迷路のようになっているメディナには車は入れません。
大通りで下されてしましまいました。

荷物を持って途方に暮れていると、
「これに乗せていきな」

荷車を押しながら現れたのは、荷物運び屋のムハンマドさん。
車が入れないメディナの中で、観光客や地元の人の荷物を荷車に乗せて運ぶのが彼の仕事です。

ムハンマドさんにリヤドの名前を告げると、
地図を見ることなく、右に左にスイスイと道を進んでいきます。

店が並ぶ通りの横道のさらに狭い横道に入り、
ようやくリヤドに辿り着きました。

1人では1時間かけてもたどり着けなかったと思います。
ありがとう、ムハンマドさん!

殺風景な外観からは想像できないほど素敵なリヤドに到着しました。

「ウェルカムドリンク」は濃いめのお茶。
たっぷりのミントとお砂糖を入れていただきます。

マラケシュやフェズなどの、モロッコの古都に宿泊する際には、近代的なホテルよりもこうした伝統的でおしゃれなリヤドがおすすめです。

今回のリヤドは美味しい朝食付きで一泊30米ドルほど。
お部屋もアラビアンな雰囲気が魅力的でした。

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