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アル=ジャヌーブ・スタジアム(カタールワールドカップ2022)

23日、日本代表はドイツに歴史的勝利をおさめました!!!

まだまだ興奮さめやりませんが、グループリーグの残り2戦も思いっきり応援したいと思います。

少し気が早いのですが、グループEを1位突破した場合、12月5日のラウンド16の試合で使用予定のスタジアムがこの「アル=ジャヌーブ・スタジアム」です。
※ちなみに、もしグループEを2位通過した場合は、会場はエジュケーショナル・スタジアム、試合は12月6日となります。


アル=ジャヌーブ・スタジアム。
ドーハの南22km、アル=ワクラ市に位置し、ドーハからはメトロでアクセスできます。
4万人収容。(ワールドカップ閉幕後、2万人に縮小されるそうです。)

スタジアムの屋根のデザインは、古くからアラビア海で交易と真珠採掘に活躍してきたダウ船の帆から着想を得たと言われています。
設計はザハ・ハディド。
ザハ・ハディドと言えば、東京の新国立競技場のコンペを勝ち取ったものの、その後のごたごたで彼女の設計案が実現しなかったことが思い出されます。
新国立競技場の設計案も流線形が美しい3次元的なデザインでした。

1950年にイラクに生まれ、ロンドンで建築を学んだ彼女は、1980年に自身の設計事務所を構えました。
当初は彼女の独創的なデザインに建築技術が追いつかず「アンビルト(実際には建たない)の女王」と呼ばれたりもしました。
建築技術の進歩などにより、1990年代から徐々に建設されるものが増えていき、21世紀に入ってからは世界中に彼女の作品が多く建設されました。
2015年、彼女は65歳の若さでこの世を去りました。
残念です。

カタールワールドカップでは上記の2つを含めて計8会場が使用されています。
すべてのスタジアム間の移動が1時間以内で、移動時間と移動距離が少ないのがこの大会の特徴であり、利点となっています。

日本代表の次の試合は11月27日(日)夜のコスタリカ戦。
みんなで応援しましょう!

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