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エルグーナのフティールとヤドカリ

エジプトの紅海に面した高級リゾート地、エルグーナ。
カイロから行くとハルガダの手前25km、シナイ半島の突端の対岸あたりに位置します。

*「エル=グーナ」については弊社の過去ブログでもご紹介しておりますので、ご参考に!
●弊社のブログ記事:紅海のリゾート「エル=グーナ」

さて、こちらはエルグーナにあるレストラン街です。

深夜だというのに、レストランの席の空きを見つけるのが難しいほど、多くの観光客でにぎわっていました。
日中とても暑いため、夜間に外出する人が多いからです。

この男性は、レストランの調理場でフティールづくりをたった1人で担当している人。

1つのフティールを作るのにかかる時間は3分。

生地を台に5回たたきつけてから、伸ばし、具材をのせて、何回か折りたたむと完成です。
見てるとあっという間でした。
窯焼きも同時進行している彼は、まさにプロの技!

仕上がったフティールがこちらです↓。

ピザ、いやパイに近い触感で、載せるものによっていろいろな味を楽しめます。
1枚で大人3人分くらいのボリュームがあり、食べ応えも抜群です。

ちなみに、フティールはエジプトの朝食の(ちょっと贅沢な)定番です。
何も載っていないシンプルなものがこれ↓。

イシュタ(ミルクから作ったクリームでマスカルポーネチーズに近い)と蜂蜜を載せて食べると最高です。

エジプトを訪れた際には、ぜひ、フティール屋さんものぞいてみてください。
カイロ市内にもたくさんあります。

食事の後、レストラン街付近の浜辺を歩いていたら、こんな出会いがありました。

ヤドカリです。
思わずヤドカリを手にとった日本人を見て、周りにいたエジプト人たちは一目散に逃げていきました(笑)。

エジプト人は虫の類の苦手な人が多いとか。(※ヤドカリは甲殻類の仲間ですが)

思わぬところで、エジプト人の新たな一面を知ることとなりました。
でも、最近は、虫の苦手な日本人も多いらしいですね。

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