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アゼルバイジャンの世界遺産:城壁都市バクー

バクーの旧市街は、「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」として、2000年にアゼルバイジャン初のユネスコの世界文化遺産に登録されました。

旧市街は「イチェリ・シェヘル」と呼ばれますが、アゼルバイジャン語で「内城」を意味します。
城壁内には、登録名にもなっている「シルヴァンシャー宮殿」と「乙女の塔」の他、「ムハンマドモスク」や「シェマハ門」など、ゾロアスター教、ササン朝ペルシア、オスマン帝国などの影響を受けた歴史的建造物が数多く残っています。
入り組んだ石畳の小路、日干しレンガの壁、上部に張り出した伝統的なデザインのバルコニー。
ここのあるすべてがバクーの町の歴史と趣を伝えてくれます。


2016年にバクーの町でF1レースが開催された時、バクー旧市街を囲むこの城壁のそばをレーシングカーが爆音で走り抜けたことを懐かしく思い出します。

※過去の記事はこちら↓
■アゼルバイジャンのバクー初のF1グランプリ開催

20世紀のアゼルバイジャンの詩人、アリアガ・ヴァヒドの記念碑もありました。

バクー旧市街にはフィルハーモニー噴水公園など公園がいくつかあります。
心地よいこの道は、女子学生たちの散歩道になっていました。

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