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青い街「シャフシャウエン」の彩

シャフシャウエンはモロッコ北部のリーフ地方の山中にある街です。

青い街として有名ですが、目線を少しずらしてみると、さまざまな色が見えてきます。

顔を上げて遠くに目を向けると、飛び込んでくるのは山々と木々の緑です。

山に向かって進んだ先には透明の川が流れています。

メディナの北東の門を出てすぐのラス・エル・マーの滝あたりは地元の女性たちの洗濯場ですが、水遊びの場所でもあります。

この日は、気温が30度と暑かったからか、ジュース屋さんも出ており、ジュース片手に川辺で涼む子供たちでいっぱいでした。

青い家々の前の通りは、観光客を出迎えてくれる猫がいたるところにいます。

モロッコで猫が多くみられるのは、モロッコ人の多くが信仰しているイスラム教の預言者ムハンマドが猫を愛していたからだとも言われています。
確かに、モロッコだけではなく、アラブの街中ではよく猫に出会いますね。
カイロしかり。
ドバイしかり。

陽気な音楽と子供たちの声に誘われて大通りに出るとカラフルな遊園地がありました。
子供たちのお目当てはゴーカート。
カートが激しく衝突しても、子供たちは気にする様子もなく、大はしゃぎでした。

遊園地の近くの公園には淡い紫色の花が垂れ下がる藤棚がありました。
そして、その向こうには白い家々。

多様な色に囲まれている「青い街シャフシャウエン」。
こうした彩のおかげで、この街はさらに美しく見えるのかもしれませんね。

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