オマーンのシナウにある伝統的な市場(スーク)
オマーンの生活文化を知る上で、伝統的な市場(スーク)はかかせません。
首都マスカットの「マトラ・スーク」やオマーン第2の都市ニズワのスークには観光客も多く訪れます。
そのマスカットから車で約2時間、ニズワから1時間20分程の内陸にあるシナウのスークは、オマーン最古の市場のひとつであり、古くから重要な交易拠点となってきた場所です。
シナウ・スークは、早朝から毎日開いており、街じゅうに渋滞を引き起こすほどにぎあいますが、最も活気があるのは家畜の競売が開かれる木曜日の朝早い時間帯です。
なかでも伝統のあるラクダの競売は必見です。
※以下の写真は20年近く前のものですが、現在建物は改装されており、伝統の中でも少しづつ変化してきています。





ヤギを連れたフェースマスクをつけた女性たち↓

ここで売られているのは家畜だけではありません。
野菜や果物、菓子、衣料品や織物、雑貨、ヤシの葉で作ったカゴやハンジャル(短剣)などの手工芸品などなど。
ありとあらゆるものが売られています。
これは、なつめやしの実↓

魚の開きも↓

驚きや興奮とともに、オマーンの田舎の人々の暮らしを垣間見ることができる。
シナウ・スークはそんな楽しい場所です。