巨大な黄金の額縁建築「ドバイフレーム」
ドバイの街を車で移動中必ず目にはいってくる巨大な黄金の額縁があります。
2018年のお正月に開業した「ドバイフレーム」です。
翌年「世界最大の額縁型の建造物」としてギネス世界記録に登録されました。
高さ150m。幅95m。
公式サイトによると、9,900立方メートルを超える鉄筋コンクリート、2,000トンの鋼鉄、2,900平方メートルの合わせガラスが使用されており、15,000 平方メートルを超える金色のステンレス鋼で覆われているそうです。
この巨大な額縁は単なるオブジェではありません。
150mの高さの二本の柱をつなぐブリッジ部分はスカイデッキになっていて、ドバイの街を360度眺めることができます。
48階にあるスカイデッキまではエレベーターで75秒。
南側にはドバイを象徴する近代的な高層ビル群を眺めることができます。現時点で世界で最も高いビル「ブルジュ・カリファ」ももちろん見えます。
一方、北側には伝統的なスークのあるオールド・ドバイと船の行きかう運河「ドバイ・クリーク」。ドバイの歴史あｇ感じられるエリアです。
また、目を少し遠くに向けると、アラビア湾のきらめく海。
その反対側には広大な砂漠。
ガラスの床からは真下が透けて見えて、少しぞわっとします。
その他、1階にはギャラリー、地上には音楽に合わせて踊る噴水なども。
ニュードバイとオールドドバイの間に、見る場所や光の具合によって見え方が変わる巨大な金色の額縁を建設したドバイ。
斬新なアイディアで街に新たなシーンを提供し続けるドバイにもいつも驚かされます。