エジプトの母の日とバレンタインデー
今週末、日本は母の日ですね。
5月の第2日曜日の母の日は、アメリカで制定されたものが日本に入ってきたんだそうです。
世界的にも、5月の第2日曜日を母の日とする国が多いようですが、5月の第1日曜日や最終日曜日、あるいは5月以外の日を母の日としている国もなどいろいろです。
ちなみに、エジプトを含む中東と北アフリカのアラブ諸国の多くは、3月の春分の日を母の日としています。
日本で母の日のプレゼントの定番はカーネーションですね。
エジプトにおいても、母の日には、母親だけではなく母のような存在の人に対して、感謝をこめて、お花を贈ります。
砂漠気候のエジプトですが、母の日前には、お花屋さんやショッピングモール、露店などに、カラフルな花々が並びます。
緑の少ない環境だからこそ、生きた植物、カラフルなお花の持つ意味が逆に大きいような気がします。

エジプトでは、2月14日のバレンタインデーには、バラの花を贈ります。
ショーケースに入っていた白薔薇がきれいだったので、ブーケをお願いしました。
一つ一つの花を丁寧に選んび、それから、ブーケの包みやリボンを決めて、心を込めて仕上げてくれました。

もちろんチョコレートも販売されています。
この日は、店の外でホットチョコレートを楽しむ若者が目立ちました。

バレンタインデー仕様に仕上がったショッピングモール↓

母の日やバレンタインデーに限らず、どこの国にいたとしても、やはり、お花には癒されますね。