カイロの庶民街をぶらり
正午前になって賑わい始めたカイロの庶民街。
布製品のお店が多く集まっていることで有名な地区です。
ハンガーパイプを持ったお店の人が「ヤッラ!ヤッラ!」と急ぎ開店準備中!

カラフルなデザインの布や衣類がたくさん売られていました。
太陽の光が強いエジプトでは、赤や黄、オレンジ、紫などの彩度が高い色が好まれるそうです。

朝食用のフティールの屋台では、こんな光景が。

子供といっても、すでに立派なフティールの生地伸ばしのプロです。
もちろんベテランのお兄さんはさらにお上手。

フティールは1枚10エジプトポンド(30円程度)。
とれたての蜂蜜もいっしょに売られていました。
ちなみにですが、自宅で、アサル(ハチミツ)とイシュタ(クロテッドクリーム)をつけて食べるフティールは、ちょっと贅沢で、最高に美味です。

ここには、集まってなにやら楽しそうに話している男性たちがいました。

自国通貨の価値の下落と物価上昇の影響で、日々の食費の工面さえ大変な人もいるのがエジプトの現状ですが、この街を歩いていると、どこに行っても笑い声が絶えず、活気にあふれていて、たくさんパワーをもらえました。
帰り道においしそうなドーナツを見つけて食べたものも元気になった理由のひとつですが(笑)。
