万博で人気のヨルダンへ(2)―ペトラ遺跡―
前回ご紹介したヨルダン南部の砂漠地帯「ワディ・ラム」から100㎞ほど北には、壮大な「ペトラ遺跡」があります。
こちらは1985年に世界文化遺産に登録されました。


世界一入場料が高い世界遺産だと言われています。
例えば、宿泊なしの1日入場券は90ヨルダンディナール。
現在の為替レートでは1万8千円を超えます。
広大な敷地に1日で全部を見ることはできないほどたくさんの見どころがあるため、宿泊者用の2日券、3日券も販売されています
ペトラ遺跡を象徴する場所がここ!
シークを抜けた先に姿を現す「エル・ハズネ」です。


エル・ハズネのファサード全体が高いところから見えるこのビューポイントまでは、階段も含めて入口から片道2時間は歩きました。

でも、その価値は十分あり!です。
そこから見下ろす赤茶けた遺跡群と広大な渓谷の景色は、言葉を失うほどの迫力でした。
万博のスクリーンで見る映像も素晴らしいのですが、「自分の足で登って見る風景」はやはり格別です。

そうそう、毎日ビューポイントまで行く警察官はロバ移動です。
ロバさんも警察官も毎日ご苦労様です!


ペトラ遺跡については、また別の機会にゆっくりと!
(*次回は「死海」をご紹介します。)