チュニジアのビーチリゾート「ハマメット」
以前紹介した「ナブール」の近く、ボン岬半島の南の付け根あたりに、チュニジアを代表するビーチリゾート地「ハマメット」があります。
アラビア語では「エル=ハンマーマート الحمامات 」。
日本語のカタカナ表記は「ハマメット」もしくは「ハンマメット」と書かれていることが多いようです。
※ここでは、在チュニジア日本国大使館の表記にならって「ハマメット」としました。
この地に古代ローマの「ププット」という植民都市が建設されたのが179年。
近郊にその遺構が残っています。
アラブ化した後、メディナ(旧市街)やカスバ(要塞跡)が建設されました。
それらは、現在もハマメットのランドマークとなっています。
そして、フランスの植民地時代の20世紀初頭以降、白壁と青い海のコントラストが美しいチュニジア屈指の高級リゾート地となりました。


1914年にハマメットを訪れたパウル・クレーが、画家としての色彩感覚に大きな影響を受け、画風が一変したことはよく知られています。
滞在中に描かれた作品のひとつ『ハマメットとそのモスク』は現在ニューヨークのメトロポリタン美術館に所蔵されています。
白と青のコントラストが美しいハマメット。
海の青だけでなく、メディナの中にも白壁とコントラストをなす「青色」があります。







そこかしこで見られる魚のイラストも目を惹きます。



青と白の街並みで有名な街としては、他に、チュニス近郊にある「シディ・ブ・サイド」がありますので、また別の機会にご紹介できればと思います。
