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マラケシュ短信(4)伝統的な皮なめし地区

アラブ、アフリカを中心に、様々な国からリアルな情報をお届けしている当ブログ。
今回は、モロッコ・マラケシュのメディナ(旧市街)の一角、デッバーグ門付近にある「革なめし地区」をご紹介することにします。
皮なめしといえばフェスのほうが有名ですが、ここマラケシュにも同様の地区があり、モロッコの歴史文化を象徴するランドマークとして息づいています。
動物の「皮」から上質な「革」に加工するこの熟練の技術は、何世紀にもわたって北アフリカの貿易を支えてきました。
ここは、まさに、その職人技を感じ取れる場所なのです。


中世から続く伝統技法を代々受け継ぐ工場には、天然染料で満たされた石と焼成レンガの染色槽がズラリとならんでおり、そこで、職人たちが、革の洗浄から柔軟化、染色、そして乾燥に至るすべての工程を、今もなお手作業で行っています。


ちなみに、下の2枚の写真はフェスの皮なめし地区のものですが、職人さんたちはこんな風に働いています。



観光客の見学も可能で、高いところから皮なめし工場全体を見渡せるスポットがあります。

ただし、かなり強烈な臭いは覚悟が必要!
ハンカチで鼻を覆わないと、ちょっと厳しいかもしれません……(笑)。
そのため、入り口に置かれている新鮮なミントを鼻にあてながら見学している人が多いのもここならではの光景です。


モロッコを代表する伝統的なスリッパ「バブーシュ」をはじめ、革製品はモロッコが誇る特産品です。
五感を刺激される現地ならではの体験とともに、唯一無二の自分だけのお気に入りの革製品が見つかるかもしれません。

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